Burps Online

Drum Diary
 1/27/01, 2/3/01, 2/10/01・・・ シェイクリズムの巻 


○○○ 日記も滞るよ・Part1 ○○○


まずいいわけから

このドラム日記を、1ヶ月の長きに渡って更新することができなかった。その理由は2つ。

1. 譜面のみで自分の苦難を説明するのに限界を感じた。
2. プレイの技術的な壁に当たり、若干落ち込んだ。(いや、今も当たっている)


でも別にやめようとはこれっぽっちも思わなかったんだけどね.


だから音を付けました

この日記を書き始めた頃というのは、ドラムに触れること自体が驚きであり戸惑いであり嘆きであったからして、シンプルな8ビートに翻弄される自分の姿を綴っていけばよかった。そしてそれはドラムを知らない人にも直感でわかるレベルのものであった。

しかし回が進んでくるにつれ、本人の技術レベル向上を遥かに上回るペースで課題が与えられ、その度に「俺はこのフレーズのこの場所で苦しんでるんだぁ〜!」ということを書きたいのだけれど、譜面とそれの解説だけではどうにもならないことに分かってきた。まあ日記なんて自分のリファレンスにさえなれば普通はいいんだろうけど、こうやってみなさんに公開している以上、他人にも分かるような内容じゃなくちゃならないでしょうから。

というわけで要するに、譜面をイメージするための「音」が必要なわけだ。しかしドラムの音を再現するとは言っても、自分のドラムの音を録ってもしょうがないし、その度にスタジオ入って録音するわけにもいかないし、かと言って先生に叩いてもらってそれを録音するわけにはいかないし、授業をこっそり隠し録りするのも現実的じゃないし。

生ドラムがダメとなると、コンピュータを使ってデジタルな音を作るしかない。しかし自分は音を加工したり作成したり録音したりするソフトや機材を何ひとつ持っていない。ソフトを買うにはやはり万単位のお金がかかるし、そのソフトや機材を使いこなせるかどうかも不安だ。というかそんな時間があるならドラムの練習をした方がいいような気もするし。

そんなこんなで困ったなあ、と思いながら数週間が経ち、日記も書けない状態が続いていたのだが、ある日、トップページのムービー画像として貼り付けてもあるプラグインソフト=マクロメディア・フラッシュ関連の本を立ち読みしていたら、サンプルムービーの例として「ドラムマシーンを作ろう!」などというものがあった。ドラムセットのような画像が用意され、それぞれのタイコを叩くとそれぞれのタイコの音がするというもので、自分にもなんとなくイメージのつく、非常にシンプルなムービーだった。 付属のCD-ROMにはスネア、シンバル、バスドラなどの各サウンドも収録されていて、運用もオッケーだということだから、「ん? これを利用して譜面を再現できないか? 時間軸に沿って音を並べていくだけじゃん。」 

というわけで作ってみたのが今回の譜面のひとつに対応するフラッシュサウンド。「♪音を聴く♪」をクリックすれば音が鳴り出します。 PC環境など色々な条件によって、リズムが乱れたりしてうまく再生できないみたいだけど、とりあえずなんとなくの感じは掴めることでしょう。(再生にはMacromedia Flash3 Pluginが必要ですが。)





こんなところで苦労してます

さあ、お仕事中の方も学校のコンピュータ室にいる方も、音を出したままで読みましょう。譜面にあるように「ドッチドパッチタチタチッパッチッ・・・」と演奏されていますね。そして最後にオカズのフレーズが「パッ、タトッタトッ・・・・」と入ると。

そして聴いていただいてわかるように、苦労すべき点はたくさんある! まずすぐに気がつくようにスネアドラムが「パッ、パパ、パッ・・・」とたくさん入っている。これを「シェイクリズム」と言うらしく、丹下段平先生の「あー、イシザキくん、シェイクやったんだっけぇ〜、シェイク〜?」という一言になんと反応していいのか分からなかったのだが、なるほどこのことだったのかというぐらいまあ頻繁に聴くリズムですわな。というか1月にやった音出しの会で、ほんと俺って単純なスネアしか叩けないなあ、と思っていた矢先に学ぶことができたので、その意味ではちょっと嬉しかった。なにせリンプ・ビズキットの「ジャスト・ライク・ディス」をやろうとして挫折してたこともあったしね、今のロックのドラムでは最も一般的なパターンだし。ちょっとカッコつくし。

しかし甘かった。うん、まあ両手はどうにかなる。しかしバスドラのパターンが入ってくるともう全然だめ。聴いてもらうと分かるようにちょっと複雑なんですよ。16分気味に不規則な動きをしているんで、もうどうにもこうにも全然できません! 初日は上から2番目の譜面まででギブアップ。そんでうちに帰って4番目までを練習するのだけれど、もうこれが全然できるようにならない! 右手になんとか合わせようとするのだけれど、どうにもこうにもついて来れない。頭の中でリズムのイメージも全然出来上がらないし。 どんなにゆっくりやろうともうまくいかない。そしてそんな感じで練習して次の週のレッスンに臨んだら、今度は「右手のリズムが全然だめ〜〜〜。」と丹下段平先生に一喝されてしまい。右手も左手も右足も、てんでバラバラになり空中分解。右手のシンバル&ハイハットをなんとかしようとすると今度は「バスドラのテンポが速すぎる〜〜〜。」とまたしても一喝され、バスドラに気をつけていると、「右手がやっぱりだめ〜〜〜。」ということになり、右手に気をつけていると、「バスドラの踏み込みがあま〜〜〜い。」ということになり、バスドラを強く踏み込むと、「リズムが全然バラバラ〜〜〜。」と言われ、「俺は一体どうしたらいいんだぁ〜〜!」としばし呆然していると、「もっとリズムを速く〜〜〜!」と鬼のようなことをいいやがる丹下段平・・・・・・・・先生。 まあこういった自分では気がつかないことを指摘してくれるからスクールに行ってるんだけどねーーー。それにしても・・・。

でもほんとできなくて、3時間目にしてどうにかこうにか「まあちょっとはよくなったな。」と言われるまでにはなったけど、レッスンが終わるともう完全に疲労困ぱい状態。8時間の労働よりも、1時間のドラムの方が疲れるなあ、といった感じで、まあ自分の体力のなさも災いしてか、家に帰ると速攻布団に入って寝るという、まるでドラム講座だけのために捧げる土曜を過ごしていた。(・・というか今も過ごしている。)

自分は怪我や病気をした後のリハビリとかいうものを経験したことがないけれど、身体的なリハビリってドラムを覚えるのにちょっと近いんだろうなあ、と思うことがある。特にこうしてある程度歳を取り、頭では分かっていても体が動かない!ということになってくると、「バスドラの踏み込みのタイミングがちょっと早い! そりゃ分かってる。 でも足が動かない・・・・。」といったことが何度も何度もあり、その度にまた何度も何度もトライし、脳みそがちょっとづつ反応してくれるのを期待しながらまたトライするというその繰り返し。言うまでもなく結構しんどい。

でもここまで自分を追い込まないとやろうとしないのも事実。こうやってレッスンに通っているのも、自分をドラムへと強制的に仕向けるためと言っていい。ギターをやってきて10年も経ったのに、ダラダラし過ぎてさっぱり巧くならない反省から、ドラムをやる段になったとき「スクールに通うぞ!そしてちょっと無理するぞ!」となったのだ。

なおかつこんなにやれない自分にかなりムカツクし、ちょっとはマシな姿をクラスのみんなにも見せたいので、ほんと、なんとかしたい。でもだんだんと練習に要する時間が増えてきているのが、サラリーマン的にはちょっと悩みの種なのだが・・・・。





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Page maintained by: Katsuhiro Ishizaki

Last updated: 2/ 24/ 01


ドラムタブ譜--- 猪俣猛ドラム教室(Rhythm Clinic Center)テキストブックより