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Drum Diary
 09/03/05・・・ カーマインの巻 


○○○ カーマイン ○○○


2005年、夏

夏、特に7月後半から8月中盤の土日は、みんなでワイっとフェスやイベントに出かけることが多いのでスクールもさぼりがちになるのだけど、今年に限っていうとフェス巡礼頻度は例年通りだったのにも関わらず一度も休むことなくスクールに通うことができた。フジやサマソニの日がたまたまスクールの休みと重なったことが功を奏したようだ。

で、その期間に習ったことを譜面上でおさらいしてみるのだが、特にこれといったテーマもなく、ただ単に先生に言われるがままに叩いていたような感じだ。ある時は16分のハイハットを両手で刻みながらバスドラのトリプルキックをやったり、またある時はフットで4分を刻みながらアクセントを交えた1拍半の6連打ちをやったり、またある時は大の苦手な手足の6連コンビネーションをやったりとか、そんな感じ。サイレントドラムのお陰で自宅で多少なりとも復習することができるのはうれしいけど、そのサイレントドラムを使っての録音方法をまだ知らないから、本当に叩けているかどうか確認できていないんだよね。


カーマイン

前回、月末に行われるドラム発表会のテーマが「モータウン」になった、ということを書いたけれども、ようやく自分のやる曲が決まった。モータウンを代表する名曲「キープ・ミー・ハンギング・オン」だ。この曲は前回にも書いたシュープリームスの代表的なナンバーだが、我々がやるのはそのオリジナルバージョンではなく、60年代後半のアートロック集団=ヴァニラ・ファッジによる、原曲無視のサイケデリックカバーバージョンの方をやらされることになった。ゆるいオルガンの音色が延々と続いた後、唐突に水戸黄門のテーマになだれ込み、ツーバスの16分連打が響き渡ったかと思った刹那、いきなりソウルフルなバラードが展開されるという、とにもかくにも60年代後半のフリードラッグの香りがプンプン漂ってくる名曲である。

再結成しながら現在もツアーを行っているヴァニラ・ファッジのドラマーは、当時からツーバスをドコドコ言わせていたカーマイン・アピス今年の1月にしげやんがそのライヴレポートを書いてくれているので知っている人は知っていると思う。そしてそのライヴでドラムスティックをゲットしたしげやんもすごかったが、後にベック・ボガード&アピスやその他様々なバンド&セッションで知られるようになる腕利きドラマーのカーマインもすごい。しかしその華々しい経歴とは裏腹なヨレヨレの演奏がこの曲では聞けるわけだけど、オレはオレで、その16分のツーバス連打をシングルバスで再現しようとして、「言うの忘れてたけどこれツーバスだから。」と先生に止められる始末なので困ったもんである。

自分よりもはるかに巧いドラム学校生徒さん達とトリオを組むことになったことでさえ恐縮材料なのに、なんと出番はトリ一つ前だというからなおさらほんとに困ってしまった。今までも自分よりも遥かに巧い人ばかりと組まされていたが、それでも出演順で緊張させることはなかったんだけど、今回ばかりはさすがにちょっとまずいな。トリは同じクラスの某シュンスケくん(仮名)のグループで、リトル・スティービー・ワンダーをジャジーにやるんだそうだ。自分とはあまりにもレベルが違いすぎるのでかなりヤバイ。先生にもかなりプレッシャーをかけられている。自分が選ばれた理由はただ単に「お前、パワフルだから。」とのことだが、同じことを毎年言われて騙されているような気がする。というか騙されている。しかしオーディエンスは騙されない。なので自分は叩く振りをしていようと、本気で思っている。

リズムを含めて曲のドラム部分のアレンジはすべて3人の生徒任せとのことなんだけど、なにせ初対面のような3人組なので、お互いのレベルを探りながらのリハーサルだからなかなかそう事は簡単に進まない。というかそもそも自分のような技術レベルでアンサンブルとかアレンジなどについて語っていいものなのだろうか? いや、よくない。

というわけで有無を言わせずにやってくる発表会本番は9/23。

しげやんはヴァニラ・ファッジ ライヴレポートの最後を、「皆様も機会があるならば、是非とも一度カーマイン様を拝んで下さい。」という言葉で締めているが、拝むのがカーマイン様でなくてカツ様でもとりあえずいいならば、場所はいつもと同じで入場はもちろん無料です。




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Last updated: 09/ 08/ 05