Burps Online

Drum Diary
 4/14/01, 4/21/01, 4/28/01・・・ キメとフィルインの巻 


○○○ 4月分まとめて ○○○


レッスンの流れ

当コーナーを熱心にご覧下さっている方々から、「授業ってどんな感じなの?」と改めて尋ねられることがあるので、ここでそのレッスンの流れをおさらい。

1. 15:00 - 受講カード提出

まあ「スクール」というスクールがこんな感じなのではないかと想像しているが、このドラムスクールの場合、学校に到着するとすぐに緑色をした小さな会員証を受付に提出する。まあ受付とは言っても、ボォーっとした感じの兄ちゃんが「こんにちわー」と言って迎えてくれるだけで、実に味も素っ気もない。いや、別に味はなくてもいいが、かわいい姉ちゃんがニコっとするぐらいの素っ気はあってもいいと思う。

2. 15:05 - レッスン開始

大抵の場合、授業は15:00ぴったりからは始まらない。いつもその前の時間の女子高生と思しき生徒さんのためのプライベートレッスンが5分ぐらい長引く。その間、まるで待合室みたいなところの長イスに座って待っているのだが、ここでイセさん(仮名)とくだらない話をするのが通例。

やっと授業が終ってスタジオのドアが開くと、「さぁ〜、入っていいよ〜。」との丹下先生、じゃなくて渡辺インストラクターの声が聞こえ、その時点でやっと入室。「どうもー。よろしくお願いします〜。」とかなんとか言いながらクラスに入る。

ちなみにスタジオの広さはおよそ8〜10畳ぐらいで、そこに置いてあるドラムセットは3台。よって基本的にワンクラスの人数はマックス3人だ。

3. 15:10 - 自由練習

各自スタジオ内の適当な場所に荷物を置き、テキストとドラムスティックを持ちながら適当なドラムセットに座る。どういうわけだか知らないが、大抵の場合、左から、自分、イセさん(仮名)、シュンスケくん(仮名)という順番にセットに腰を下ろす場合が多い。(あ、ちなみに「シュンスケくん(仮名)」という生徒さんは初登場だが、実はずーーーっとクラスメイトの1人だったりする高校生。)

しかしこの時丹下先生は外でタバコを吸っており、スタジオの中にいることはまずない。よってクラスの最初は各自自由練習ということになっており、大抵の場合、前回の授業の復習をする時間になっているのだが、たまーーーに自分はレイジやメタリカの練習をしてみたりもしている。(ちなみに7月某日のレッスンの時、シュンスケくん(仮名)はエアロの「ジェイデッド」を練習していた。)

3台のドラム音が8畳ぐらいの狭い部屋で同時に鳴らされるため、そりゃあもうとんでもない音量を発している。よっていつもこの自由練習の時点で耳がイカレてしまう。はっきり言ってこれほどの爆音は、クラブのスピーカーに耳を押し当てたとしても体験することはできないであろう。(だからシュンスケくん(仮名)のドラムに合わせてジェイデッドを歌っても、誰の耳にも達しない。)

3. 15:20 - インストラクター入室

この自由練習が10分ぐらい続いたところでようやく丹下先生入室。各自のドラムセットに近付きながらひとりひとりのプレイをちょこっと聴き、「ダメだな。」「まあいいな。」の判断を下す。自分の場合、もちろん前回の復習を行っているわけだが、いつもいつも丹下段平は不敵な笑みを浮かべながら首をかしげる。そしておもむろに「まぁまぁだけどもうちょっとだな。」って感じのジェスチャーをする。なぜジェスチャーかというと、それはもちろんドラムの音がデカすぎて声が全然聞こえないから。

ここ最近、課題にも2パターンあって、1つは各人の進度に合わせた個人課題。そしてもう1つは各人のレベルに関係なく与えられる全体課題。 個人課題の方は、自由練習時間の最後の方に、各生徒の課題となるスコアを各人のテキストブックに丹下先生が書き込み、「さぁ〜、これやってみぃ〜。」って感じで手本を見せ、その手本とスコアに従い生徒が練習を始める。全体課題の方は、まず丹下先生が教室の前面にあるホワイトボードにスコアを書き込んで手本を見せ、特に質問がなければ生徒全員で練習を始める、といった感じの流れだ。 そしてその両方の課題を各自のペースで同時に練習していくことになる。

ちなみに学校の方から渡される「テキストブック」というのは一応あるのだが、それに従って練習したことは一度もなくて、いつも丹下段平オリジナルスコアに沿ってレッスンは行われている。彼はスコアをテキストブックにボールペンで直接書き込むのだが、彼が誤った音符や休符を書き込んだことは、これまで1度たりともない。

4. 15:50 - まとめ

「もっとテンポを早く!」「ハイハットのリズムがおかしい!」「そこはライドじゃなくってクラッシュ!」「バスドラが聞こえない!」といった指導を(ジェスチャーで)受けながら、各自、個人課題・全体課題の練習を続けていくのだが、個人課題の場合は丹下段平と、全体課題の場合はクラスの他のメンバー全員と、それぞれプレイしてみてその日の課題の習得具合を確認する。大抵の場合、シュンスケくん(仮名) → イセさん(仮名) → 自分、の順番で個人課題の確認が行われるのだが、なぜオレが最後かっていうと、それはもちろん一番飲み込みが悪くて遅いから

しかしこの確認プレイの時間がやたら長くって、同じフレーズを30回も40回も演奏させられることがあるのでかなりしんどい。それも必ずと言っていいほどうまくプレイすることができるようにならないので、「おらぁ〜、全然だめだぁ〜。練習してこ〜い!」と言われるのがオチ。(←いや、この言葉、誇張でもなんでもなくってほんとそのまんま。念のため。)

5. 16:05 - レッスン終了

「はい、お疲れさま〜。」という言葉でようやくその日のレッスンは終了。次の授業の生徒さんが外で待っているのだが、どう見ても全員が明らかに高校生以下。 「何やってんだこのオッサン。いや、このオニイサン。」みたいな視線を浴びながら、ボーっとしていて何がなんだか分からないうちに会員証を受け取り、丹下段平がタバコに火を点けるのを横目に見ながらそそくさと教室を後にする。


キメとフィルイン。

今月4月の練習課題は、非常に簡単に言えば、「キメとフィルイン」ってやつだった。しかしレッスン内容をうまく説明するのは自分のボキャブラではほぼ不可能なので、とりあえず音を聴いてちょっとでも分かってもらえればいいのだが、こういった音の再生を目的として作られているわけではないFLASHだとどうしてもリズムがバラバラに聞こえてしまうところがどうにもやり切れない。(いや、実際の演奏もかなりバラバラなのだが。) でもとりあえずこの4小節目〜8小節目までが今月の課題の一部。こんな感じのバカスカ叩く系の習得にはそんなに難はないみたいだ。




しかし4月の丹下先生は、「それにしてもイシザキくん、こう見ると進むの速いねー。スーツ姿で見学に来たのが半年前のことだなんて信じられないよ〜。」とご機嫌に話す日もあれば、ほとんど無口なのに突然「おらぁ〜なにやってんだぁ〜!! 蹴っ飛ばすぞこのやろぉ〜!!」と怒鳴り散らす日もあるという、(←さすがにこれは大げさです。誇張してます。)なんだかよく分かんない月でもありました。


4月のセッション

4月の頭に、『カート・コバーン没後7回忌』と名打ったわけではないのだが、カオルくん(G)とJIROさん(B)しか渋谷の練習スタジオに集まれなかったので、急遽ニルヴァーナ大会を敢行することに決定。課題曲はヴァセリンズ好きのカオルくんのリクエストも取り入れながら「Molly's Lips」「Son Of A Gun」「Drain You」「Come As You Are」の4曲。

一見とっても簡単そうに見えたこれらの曲だが、聞くのと叩くのでは大違い。「Molly's Lips」や「Drain You」での速いバスドラのパターンや、「Son Of A Gun」のとんでもなく速いライドシンバルワーク、そして「Come As You Are」のメリハリの利いたフレージングとフラムの絶妙なタイミング等にすっかりやられてしまい、スタジオではてんでバラバラなドラムワークを披露。JIROさんのベースが殊更上達していたことに感涙したのは大変よかったのだが、なにせ疲労感漂いまくりのKats@ドラムにはちょっと困った。

カオルくんから、バスドラの速い連打を可能にする「ダブルアクション」に関する講義を受けながら、翌月5月以降のレッスンにおいて、その「ダブルアクション」が、自分に地獄の苦しみを与えることを、この時は誰も知らなかった。(・・・・知らないの当たり前だけど。)





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Last updated: 7/ 8/ 01