Burps Online

Drum Diary
 01/06/01・・・ 冬休み特別編(その3)


○○○ ジャンピン・ジャック・トレーニング ○○○


とりあえずチャーリーが踊るこのアルバムから

前回お話しした、ドラムトレーニングキットが我が家に到着し、どうにかセットアップまで完成した。 となれば後はこれまでスクールで習った内容の復習と、今後の負担軽減を考えて、これからやってくる16分のオカズにもチャレンジ!と考えたのだが、ドラム開始たった2ヶ月にして「曲に合わせてドラムを叩きたい」というふざけた欲求に駆られてしまい、なにはともあれCDプレーヤーに、ローリング・ストーンズ69年のライヴ盤「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」を乗せた。

「みんな準備はいいようだね〜! 世界最高のロックンロールバンド、ローリング・ストーンズの登場だ!」といういつも通りのアナウンスで始まったこのライヴ盤だが、今までになく緊張しているのは今のところこの世で俺だけだ。

1曲目は、泣く子も黙る「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」である。スモーク・オン・ザ・ウォーターの次ぐらいに有名なギターリフを、キース・リチャーズがガシガシ刻み始めるのに続き、「トトト・・・」というスネア音でガツンとビートをぶつけ始めるチャーリー・ワッツ。

ここで自分が注目したのは、というか今の自分の力で唯一聞き取ることができたのは、「どど、どど、どど、どど、どど」といったごくごくシンプルなパターンでバスドラが鳴らされているということだ。

「なーーーんだ、簡単じゃん!」 と思った自分は、曲にあわせて早速トレーニングドラムを叩いてみる。スネアの「トトト」から始まり、クラッシュシンバルをガツンと叩いて、それからシンプルな8ビートへと移って行くという、今の自分にはそれしかできないわけだが、とりあえずジャンピン気分を味わってみる。

シンバル、スネア類は思いのほか順調。 しかしバスドラが・・・・・「どど、どど、どど」のスピードについていけない。「どど」が「ど」になったり、「どど」が「んど」になったり、「どど」が「」になったりと、バスドラのペダルを連続して踏むことができない。大した力も入れず、ひょうひょうとしてドラムを叩いているように見えるチャーリーも、足元ではこんなに大変な運動をしていたのか・・・・・と考えるとさらに尊敬の度合いが高まってしまう。


引き続いてレイジのカバーアルバム

「バスドラのペダルを連続して踏む練習をしなくちゃだなあ」と考え、続いてさらなるトレーニングメニュー用に用意したのが、無謀にもレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのカバーアルバム「レネゲイズ」。 実はこのアルバムをヘッドフォンステレオで聴いている段階からバスドラのパターンのみに固執した聴き方をしていたのだが、そんな中で自分が初心者向けに「これだ!」と思って選んだのが、「Pistol Grip」と「How I Could Just Kill A Man」だ。 でも前者はリズムが「ジャンピン〜」よりもスローなため、敢えて「How I 〜」の方を選んだ。なぜならバスドラの「ドドドドド」という5連発パターンが続くため、バスドラのトレーニングにはちょうどいいかな、と思ったからだ。

でも5連発はやっぱり難しかった。何が難しかったというと、「これじゃ、本物のバスドラだったらロクな音が出てないだろうなあ。」と思えるほどバスドラの1発1発が非常に軽い感じになってしまうことだ。でもこの5連発のバスドラがこの曲では最も重要な部分なので、これを外すともう最悪。 最後の方のハイハットオープンでタイミングよく叩くところはちょっとできそうな感じがしたけど、とにかくこれからもこのリズムを叩きまくって、フットワークを京香、じゃなくて強化したいと思う。

あとチラっとやってみたのが、「Kick Out The Jams」。 いやーーーー、これはかっこいいね! 楽譜に起こしてみたいなあ。余計なフィルインは全然入ってなくて、ほんとシンプルなフレーズばっかりなのに、なんでこんなにかっこいいんだろブラッド・ウィルク。 なんとか俺にもできそうな気をおこさせるこの曲をぜひ近いうちにマスターしてみたいなあ。

でもほんと、ドラマーのフットワークってマジすごい。 グリーンデイのドラムなんでバスドラが無茶苦茶高速だもんなあ。 ミッシェルのドラムも同じ。 今までバスドラの音数とか気にしてレコードを聴いたことがほとんどなかったので、こうやって改めてプロの人達が叩く(踏む)バスドラ音のバリエーションの豊かさというか、格段に違うパワーというか、オシャレは足元からというか、そういうことに気がつかなかったけど、とにかく、イングヴェイ丸々スティーンとかスチーブ倍とかの左手よりも、ドラマーの右足の方が全然すごいと思う。


気がつくと

トレーニングキットを叩いていると、気がついたら30分〜1時間が経っていることはザラ。どんなに真夜中でもいきなり叩き始めてしまう。 お陰で右手にマメを2つも作ってしまったよ。 スティック上に書いてあるチャーリーワッツのロゴもハゲかけてきてしまっているし。

さて、こんなにトレーニングキットばかりに慣れてしまうと、本物のドラムを叩くのが不安になってしまう・・・・。 来週からようやく授業が再開されるのに、その日はすでに仕事が朝から入っているのでレッスンをキャンセルしなくちゃならないのも痛い!


というわけで、来週も引き続き冬休み特別編でお届けします。 みなさんお楽しみに。





・・・・あ、そういえばドラムスクールから年賀状が届いていた。 
講師丹下段平、じゃなくて渡辺先生の直筆にて、

「ドラム叩いてハッピーニューセンチュリ〜♪♪」

ってあんた。




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Last updated: 1/ 10/ 01