Burps Online

Drum Diary
 01/14/01・・・ 冬休み特別編(その4)


○○○ 極秘セッション大会 ○○○


リンプ・ビズキットライヴ前の時間を利用して

1ヶ月の冬休みを経て、ドラム教室のレッスンもいよいよ今週から再開。よってトレーニングキットでの練習成果を本物のドラムで早速試してみたいところだったのだが、週末に抜けられない仕事が入ってしまったため、泣く泣く授業をキャンセルしてしまった。

しかしその代わりといってはなんだけれども、掲示板、ライヴレポート等ですっかりお馴染みのしげやんが、突然に「日曜日にスタジオ入りませんか?」という提案をしてくれた。「えーー、この実力でもうセッション?!」と一瞬思ったのだが、こうでもしないとなかなか機会を作れないので快くその提案を了承。 するとしげやんは瞬く間に渋谷にあるリハーサルスタジオを押さえてくれた。

でも日も迫っていたし、「果たしてうまくいくのかな?」という疑問もかなりあったため、掲示板等ではこのことを公表せず、ごくごく数人だけに声を掛けてのセッション大会とすることにした。練習曲も未定のまま、「うりゃ!」とスタジオ入りするというチャレンジに胸をときめかせながら。(・・・言い過ぎ。)

一応ここは「ドラム日記」なので、ドラムのことを中心に書いていくけれども、しげやん以外のメンバー3人についてはそれぞれイニシャルトークにて話を進めていこう。


こんなライヴがあったら100万円出してでも行く

  1. Jumpin' Jack Flash
  2. Brown Sugar
  3. Happy
  4. Street Fighting Man
  5. Start Me Up

  6. Twice As Hard

  7. Guerrilla Radio
  8. Bombtrack
  9. Bulls On Parade
  10. Sleep Now In The Fire
  11. Killing In The Name
  1. Born Of A Broken Man

  2. Zero

  3. Let It Bleed
  4. Dead Flowers

  5. Love Me Do

  6. Burps Blues

  7. 1979
1-5, 14-15
6
7-12
13,18
16
Rolling Stones
Black Crowes
Rage Against The Machine
Smashing Pumpkins
Beatles


ほぼ時間どおりに集まったメンバーは、マルチプレーヤーのしげやん、なんちゃってドラマーの自分、そしてビリー・コーガンによりジャパニーズヒッピーガールとの名を受けた羨ましい奥さんを持つこれまたマルチプレーヤーのKくんの計3名。 重いギブソン入りハードケースを抱え、ちょっと遅れてスタジオ入りした自分が、まるで吸い寄せられるようにして真っ先に向かった所は、もちろんドラムセットだ。スクールのドラムセットよりも、シンバル、太鼓ともに1個ずつ数が多く、「どう叩けばいいんだろ?」という疑問はちょっとだけあったのだが、そこに座ってしまった以上、何はともあれ何かドラムで叩かざるを得ない状況に置かれてしまった。 というか自ら進んでそんな状況に追いこんだわけだが。

「さあ、何を演るべえ?」

という問いかけに対し、なんちゃってドラマーは、

「ジャンピン・ジャック・フラッシュ!!」

と間髪いれずに答える。

ボーカル&ギター=Kくん、ベース=しげやん、ドラム=なんちゃってKats、という構成にて鳴らされることになったローリング・ストーンズのジャンピン・ジャック・フラッシュ。 しかしこれがかっこよかったのだよおっちゃんよぉ。いやあもちろんなんちゃってドラマーKatsのプレイは超初心者レベル丸出しで、バスドラのパターンは一貫性なしでメチャクチャだし、オカズ(フィルイン)は練習したことないから出来ないし、クラッシュシンバルのタイミングは外すし、サビでどのシンバルを叩いていいのか分からなくなるし、エンディングはどうやっていいのか分からないし、といった感じで、自分のドラムはお世辞にも「演奏」と呼べる代物ではなかったのだが、なにせギターとベースのKくんとしげやんのプレイヤビリティーが半端じゃなく高いもんだから、いい加減な素人ドラムでも、全体としてそれなりのものとして聞こえちゃっていたのにはかなり感動。Kくんも「ストーンズの曲って、実際のバンドで演奏するとかっこいいっすね〜〜!」という最大の賛辞を、ストーンズに対して、そして自分達の演奏に対して贈ってくれた。

すっかり調子付いたKats。「んじゃブラウン・シュガー!」とこれまたローリング・ストーンズの曲をリクエスト。 俺はまあ8ビートをスコスコ叩いているだけだからまだいいが、そんな自己チュウなリクエストに応えなければならないKくんとしげやんは大変である。 が、Kくんとしげやんは、そんな要望にもすぐに応えられる力量を持っているからすごいのであり、だからこそ無理を承知でこのような向こう見ずなリクエストを出すのである。

「それじゃハッピーやりましょう!!」と今度はKくんからのリクエスト。ハッピーとはキース・リチャーズがボーカルを取る、これまたやはりローリング・ストーンズの曲なのだが、スライドバー小指にはめたKくんは、指でコードを押さえつつ、それでなおかつ歌うという、かなりすごい芸当を披露。 しげやんはしげやんで、この曲のコード進行も知らないのに、合わせるところはしっかり合わせてしまうという、とんでもなく器用な技にて応酬。 がしかし、ブラウン・シュガーもハッピーも、なんちゃってドラマーはあくまでもなんちゃってドラムなので、なんちゃってドラマーKatsは、オカズなしに似たような8ビートを叩くだけ。 でもそれだけでも気持ちいいんだよねー。 ブラウン・シュガーではハイハットの代わりにタムでリズムを刻んでみたり。「Katsさ〜〜ん。チャーリーワッツみたいに、スネア入れるところで右手を止めなきゃだめでしょ〜〜。」とのツッコミが入ったが、当然今の俺にゃあそんなことはできませんよぉ。


本物と同じく、ザック抜きのレイジ

Kくん&しげやん共通のフェイバリット=ブラック・クロウズにて、わざわざ簡単な曲を選んでいただいたのに、さっぱり叩けなかった反省から、ドラムをKくんにスイッチ。 自分がベースを、しげやんがギターを、それぞれ担当することになった。 するとすぐに遠慮なくダカダカダカダカ叩き始めるKくん。 もうね、お話にならないぐらいかっこいいんだこれが。

でも、

「俺がベースでしげやんがギター? これは、レイジをやりなさいという、神からの思し召し?」

そう直感した自分は、ロクに弾いたこともないベースで「Guerrilla Radio」のイントロのリフを弾いてみる。この曲はモレロギターと基本的な押さえ方は変わんないからね。 すると当然しげやんも一緒にそのリフをギターで弾き始めるわけだが、いちおここはドラム日記なので詳しくは触れないけれども、しげやんのギターは、トム・モレロの変態プレイを、ほぼ丸ごと完全にコピーしている。「Killing In The Name」のソロも、「Bulls On Parade」のスクラッチも、完璧に再現しすぎて思わず笑ってしまうぐらいだ。

そしてさらに驚くべきことは、Kくんが、レイジをロクに聞いたこともないとは思えないプレイをし始めたこと! 特に「Sleep Now In The Fire」にて、ベースとドラムのみで進行していくAメロ部分では、「ほんとに聞いたことないの?」ってぐらいにブラッド・ウィルクのドラムを鋭く再現している。 だから、レイジのベース初体験の自分は、かなりの部分でミスってばかりいたにも関わらず、とんでもなく気持ちよく演奏することができた。 あとはザック・デ・ラ・ロッチャのパートをどうするか。 それだけだなあ。


気がつくと

自分がベース、Kくんがドラムで、スマッシング・パンプキンズの「Zero」や「Cherub Rock」なんかを見様見真似でやってみる。 しかしKくんはあの「Jellybelly」イントロのすさまじいドラムまで叩けちゃうんだからすごいなあ。本人曰く「完コピは難しいっすねえ〜。」と謙遜していたが、あんだけギター弾けて、こんだけドラム叩けりゃ十分じゃねえかあ!と言っておきたい。

ここで、朝の8時から3時間も並んでラーメンを食ってきたというhさんがOvationのエレクトリックアコースティックギターを持ってスタジオ入り。 そしてその数分後に、スマッシング・パンプキンズのドラマー=ジミー・チェンバレンから、「こいつ俺のホームページ持ってんだぜぇ〜! がはは!」と直接の賞賛を頂戴している、女性なのに男性のような名前のJさんも、数日前に購入したというベースギターを抱えてスタジオに登場。 これでやっと今日のメンツが勢揃いした。

そしてそのJさんがドラムを叩くってことになると、やっぱやりたいのはこれ。「1979」。 ジミー・チェンバレン、ライヴヴァージョンによるアレンジが加えられたJさんによる変幻自在のドラミングは、もうドラマティックでアクロバティックでカイロプラクティックな魅力にあふれていて、「Jさん、かっけぇ〜〜!」という至極まっとうな誉め言葉を盛んに大連発。オリジナルはシンプルな これこそJさんがまさしくドラムに愛を注ぐ「女」に見えた瞬間であり、もちろんこれは、いつも男みたい、という意味では決してない。 

hさんの持っているギターから、アコースティックな雰囲気のものをやろう、ということで提案してくれた曲が、ローリング・ストーンズによる、69年発表の隠れた名曲「レット・イット・ブリード」。自分からの提案はやはりストーンズの名曲「デッド・フラワーズ」。 だがしかし自分とKくん以外はこれらの曲をよく知らない。 でもコード進行の基本的なところは難しくないし、構成的にも非常にシンプルなので、Kくん指揮の元、この2曲にチャレンジ。 続いてビートルズのデビューシングル「ラヴ・ミー・ドゥー」にもみんなでチャレンジしたし。

よりシンプルなものを、ということで、キーAのブルースを即興でジャム。10分ぐらいはやっていたと思うけど、その間、ドラムのJさんは、シンバル、タム類で強弱をつけながら、単調になりがちな曲調に彩りを添えていた。 あやしーーいなんちゃってギターを弾いていた自分だけれど、「やっぱJさんすごいなあ。かっこいいなあ。」と思いながらチョーキングしてましたよ。

最後の最後。時間が迫ってきたのでまたまたワタシがなんちゃってドラムに復帰してまたまたスマッシング・パンプキンズ「1979」。なんつったてこの曲は、バスドラのパターンが「どんつーどどつどっどつーどどつー」の繰り返しで、なおかつオカズ部分もないため、自分みたいな歴2ヶ月のなんちゃってドラマーにもなんとかなっちゃうはずなのだが、それもなかなかうまくいかないのが今のKatsなのであるけれども、ボーカル&ギター=Kくん、リズムギター=hさん、しげやん、ベースギター=Jさん、各プレーヤーに助けられ、どうにか完奏したのでありました。


また月イチぐらいでやりたいね

といった感じで3日前に急遽スケジューリングしてもらったセッションだったけれども、本人的にはかなりの大満足! もちろん、リンプ・ビズキットの「Just Like This」をちょっと練習していったにも関わらず、実際には全然叩くことができなかったり、アクセントはクラッシュ・シンバルでしか付けられなかったり、肝心のところでリズムがモタったり、バスドラの踏み込みが甘かったり、と反省することもたくさんあったけど、なにはともあれKくんとJさんのドラミングに触れられてすごく勉強になった、というか刺激になった。あんなレベルに達するまでは何年かかるか分からないけど、とにかく来週からのレッスンがまた一段と楽しみになったのは事実である。それにhさん(ギター)もJさん(ベース)も、楽器を購入して間もないとは思えないほどの腕前で、正直びっくりしたよ。

そして、ボーカルを含めたセッション参加者と、音楽大好きなセッション観覧者を、大・大・大募集しております〜! 




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Last updated: 1/ 17/ 01