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Gig Report
BEN KWELLER - ちょうど10年 -
Showbox - Seattle, WA - 2007/02/15

- PREVIEW -
 
この4月に再来日が決まっているベン・クウェラーのステージを中心として、久しぶりにアメリカで観たライヴのレポートを書きます。これがアメリカで初めてライヴを見てからちょうど10年にあたる公演となりました。
 
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- GIG REPORT -
 
シアトル市内ダウンタウンにあるライヴハウス Showboxでは、過去にシャーラタンズスターセイラーパパ・ローチタイプ・オー・ネガティブといった様々なタイプのバンドを見させてもらっているが、ここでライヴを見るのは3年半ぶりになるのだな、ということに気がついたのは帰国後のことだ。

リキッドルームの4倍はあると思われる場内は、数多くのドリンクがストックされている巨大なバーカウンター、淡い間接照明を使ったライティング、観客の音楽を楽しむ様々なスタイルに対応できるフロアセッティング等々、どれを取っても画一的な「黒いハコ」が多勢を占める日本のライヴハウスと趣きが異なっている。 ラスベガスのカジノフロアで嗅いだような甘い香りまで鼻に感じられてとても心地良い。


BEN KWELLER (21:20-22:10)

あくまでもサポートアクト的扱いだが、自分にとっては完全にメイン扱いだったベン・クウェラー(25)。2年半前のレッドマーキー@フジロックでのライヴは、仕事のために東京に一時帰省していた最中のことだったので、仕事でやってきたこのシアトルで彼のステージを見るのは、ある意味リベンジとも言えるのか?!

黒のジャケットを羽織ったベン・クウェラー(=既婚)が登場すると、「アイドルバンド?」と聞き違えそうになるほどフロアから黄色い歓声が上がり、アコースティックギターを掻き鳴らすベンのイントロに導かれるようにファーストアルバム収録の「Walk On Me」でショーがキックオフ。

バンド構成はベン・クウェラー+サポートベース+サポートドラムのスリーピース。ベンのギターはアコースティックと黒いピックガードの付いた白いSGが中心で、「I Need You Back」「Commerce, TX」「I Gotta Move」はレコードよりもはるかにラフでハードにドライブしている。

途中からステージ右側にあるピアノで「Falling」「In Other Words」「Hospital Bed」といったミドル〜メロウな曲を歌い上げたベン・クウェラー。特に最新アルバムからの「Nothing Happening」とアコギで弾き語った「On My Way」は秀逸だった。

黄色い歓声とざわめきに支配されたフロアは、クラウドサーフが起こるわけでもモッシングが発生するわけでもないが、みんな自分自分のスタイルで楽しんでいる。かくいう自分も、ステージ右側の最前付近でボケーっとバンドのしぐさを眺めたり、隣の客と話したり、体を揺らしてみたり、女の子の容姿をチェックしてみたりと、思い思いというか、終始落ち着きのない感じで1時間弱の時を過ごした。


GOMEZ (22:40-24:30)

この日のメインアクトとなるゴメスがもっそりと登場。フジロック含め何度か来日ツアーも行うなど日本でも知名度の高いバンドだが、個人的には初見となる彼らのステージ。時間も時間なので、死ぬほど眠く、翌日も朝が早いのでどうしようかと思ったが、車の駐車場が会場からちょっと離れたところにあったので、閉演後の人混み紛れたほうが安全、という考えのみで最後まで観戦することに。(・・・これ、意外に重要。) 歌は往路のノースウェストの機内で1曲聞いたのみで、ほぼまったく知らないといってよい。そしてこれまた曲調が軒並みメロウなので、完全に膝がガクっとなるほどの睡魔に襲われてしまった。

ステージ前方からさほど混んでいないフロア後方に移動してみると、フロアのお客さんたちはみんな幸せそうに体を揺らしている。アメリカでのゴメスの人気というのは測りしれないものがあったけど、アメリカでのファンベースの確かさを感じると同時に、こんな幸福感溢れるライヴもなかなか見られないなと思った。だからどうにか夜中の0時半過ぎまで頑張って会場に居座ることができた。

しかし向かって右側にいるメンバーは腹痛だとかであまり調子がよくなさそうだ。全体的にもこのだる〜い感じは、この日特有なものなのか、それともいつもこんな感じなのか・・・。楽器を頻繁に持ち変える6〜7人と思しきバンドメンバーの中の誰が目立つわけでもないが、時にポストロックだったり、時にカントリーだったり、時にブルース調だったりと、ビートは速くないものの、曲ごとに色が違っていて(眠かったけど)おもしろかった。

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やっぱりアメリカでライヴを見るのはいいなぁと改めて思った次第だが、仕事で来ているがゆえにふと翌朝のプレゼンのこととかが気になったり、年々進行する時差ボケのせいで極めて眠かったりするのは、ちょっとネックだなぁ。


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    - BEN KWELLER -

  • Walk On Me
  • I Need You Back
  • The Rules
  • I Gotta Move
  • Family Tree
  • Commerce, TX
  • In Other Words
  • Hospital Bed
  • Falling
  • Nothing Happening
  • On My Way
  • Make It Up
  • Penny On The Train Track


 
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Last updated: 2007/03/06