Burps Online

Gig Report
SUMMER SONIC 06 - やっぱトゥールがよかった -
Chiba Marine Stadium - 2006/08/12

- PREVIEW -
 
昨年('05)は出遅れてチケットを買えずオアシスが観られなかったので、今年は先行で2日通し券を早々とリザーブ。しかしながら(ここ数年そうだが)午後3時会場着という部長出勤でのサマソニ参戦となった。
 
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- GIG REPORT -
 
EL PRESEDENTE

初めて見るエル・プレジデンテは、ほぼ予想通りのステージだった。ドラムの女の子は比較的しっかりしたドラマーだったけれども、思ったほどフェロモンが出てなかった。会場が大きいのでフェロモンも拡散してしまっていたのかもしれない。

ボーカルの日本語がやたらめったら上手で感心。


THE CARDIGANS

その昔、意外にも大好きだったカーディガンズ。布袋寅泰のラジオ番組でシングルを耳にしたのがきっかけとなり、その直後、なんの予備知識もないまま福島市のパセオ通りにかつてあった輸入レコード屋にて購入したデビューアルバムがカーディガンズとの正式な出会いだ。福島では最初にカーディガンズのアルバムを手にした中の1人だったかもしれない。まだ「渋谷系」とかにカテゴライズされる前のことだったと思うよ。

アメリカで「Love Fool」がヒットした直後から変わったバンドの方向性についていけずしばらく疎遠になっていたこともあり、これが生でカーディガンズを目にするのは初めてとなるので期待はかなりあったんだけど、結果としてこれほどガッカリさせられたライヴもない。

1曲目は「古い曲」ということで「Rise And Shine」をやってくれたまではよかったけれども、それ以降はバンドの近年の方向性に沿った曲ばかりでまったく楽しめない。メンバーもなんだかエヴァネッセンスでも見ているかのようなルックスで、まったくファッショナブルじゃない。機材トラブルも多発してショーの流れは寸断されるし、その間のニーナ(Vo) の繋ぎの MC もつまらない。

結局 「Love Fool」で以外、自分、そして多くの人達が期待していた初期の曲はやらずじまいだったので、全体的に不完全燃焼な雰囲気のままショーは終わってしまった。


THE RAPTURE

以前よりも小粒になったかラプチャー。以前のサマソニやコーチェラでのステージではもっと存在感を感じた3人のバンドメンバーだが、なんかもうひとつ場の雰囲気を掴みかねている感じがしたなぁ。いや場の雰囲気が掴めなかったのは自分のほうだったのかも。

単独で来日してください。またぜひ。


EDITORS

エディターズは4人組の普通のいまどきのブリティッシュ・ロックバンドだった。ちょっと食傷気味なニューウェーブ的なテイストが満載で途中で飽きてしまったのが残念。


DEFTONES

以前レディングフェスで観て以来となる待ちに待ったデフトーンズ! かつてフジロックキャンセルなんてこともあったなぁ。

しかし、その当時と較べて150%増加したボーカル=チノの体積分だけの満足が得られたかというとそうでもなくて、なんかあくまでもメタリカの前座扱いといった感じだった。やっぱり日本ではまだまだなんだろうきっと。インドアステージでトゥールの前あたりにやってくれた方がハマったんじゃないかな。


METALLICA

期待以上でも期待以下でもなかったメタリカ。「メタリカのメンバーは今さっきホテルを出ました。」という場内アナウンスで相当な開演ディレイを予想していたが、意外にも定刻数分過ぎにはスタートしたショー。

日本語のナレーションが綺麗にハマって始まった「Master Of Puppets」再演コーナー。メジャーどころでもある出だしの数曲は勢いの良かったスタジアムも、マニアックな後半に進むにつれてかなりダレ気味に・・・。よほどマニアじゃないとすべてを楽しむのは難しいね・・・。曲順もアルバムと一緒なので予定調和になるしね。仮にストーンズが「Sticky Fingers」を再演したとしてもオレはダレるな。

その後の「Sad But True」「Nothing Else Matters」「One」「Enter Sandman」というブラックアルバムからのナンバーを中心にした上がり4曲は個人的にも盛り上がったな。その後のアンコールは聞くことなく、インドアのダフト・パンクの音を聞きながらスタジアムを後にしてしまったけど、トータルで2時間半以上のショーになったみたいだ。


THE KOOKS

さて2日目。

まずはあまり聞き込んでいないもののアルバムは持っているクークス。しかしこれといった突出したパフォーマンスもなく、グルーブで持っていってくれるわけでもなく、ひたすら「若いのに少しオヤジ臭いなぁ〜。」と印象が残ったステージだった。曲は好きなのでなんかもっとアイデアがあればいいなぁと思った。


MANDO DIAO

ビーチ&アイランドステージをブラブラしていたら不意に観てしまったマンドゥ・ディアオ。あのかつてのインドアステージでの大熱狂はウソのようにするするするっと最前列付近まで行けてしまったのには拍子抜けしたが、だけどそのインドアステージで観た時よりも巧くなっているような気がした。上半身タンクトップで熱演する姿はビジュアル的にちょっといかがなものかと思うが、音は前ほどガツガツした前のめりな感じじゃなくて、ベテランバンドのような普通のロックンロールバンド然 とした横ノリも加わっていたような気がした。


THE SKA FLAMES

スカ・フレイムスはビーチステージ横の海岸でボーっとしながら聞いていた。サマソニとは関係ないヤンキー入った(たぶん)千葉のお兄ちゃんお姉ちゃん達がビーチで戯れている姿が、サマソニの喧騒をちょっとだけ忘れさせてくれたようだ。


MY CHEMICAL ROMANCE

途中からの参加したマイ・ケミカル・ロマンス。強い西日を浴びながらのスタンド観戦となったが、スタジアムの音の悪さで正直何を歌っているのかどんな演奏をしているのかまったく分からず残念。アメリカでは高校生以下のティーン向けポップパンクバンドなのに、日本ではしっかりと大人にもウケているんだから不思議であると同時に、日本でのポップパンクバンドファンの裾野の広さも感じる。

メンバーは前回のサマソニでのライヴもしっかり覚えていて、「その時ライヴを見てた人〜?」と声を掛けて挙手を求めていた。


MUSE

自分の関心の薄さも相まって「こんなに人気があるんだぁ〜!」と驚かされたミューズのステージ。マシューの複雑なギターフレーズにグラウンド全体が呼応して爆発的に盛り上がっていく。綺麗な夕日がミューズの耽美的なショーとマッチしていた。


エアーギターコンテスト

司会をやっていたロックフジヤマのシェリーが超かわいかった。足、ホソッ! 顔、チイサッ! 愛嬌、マンテン! ・・・

ますます大好きになりました、シェリー。


TOOL

ステージ進行の遅れによってディレイしたトゥールの開演。要塞のようなドラムセットの登場に淡々と進むセットチェンジを眺めていた多くの人達から歓声が挙がり、次々と組みあがるビジュアルセットに期待が高まったところで、メンバー4人がいつものように4つの対角線上に並ぶ。自分の位置から最も近いところにギターのアダムがおり、そしてその奥に上半身裸で髪は短いモヒカン刈りになっているボーカルのメイナードがいる。

メイナードがショーの中で予告した07年2月の来日公演後に詳細は書くとして、新作「10,000 Days」の流れを汲んだ、(トゥールにしては)比較的ポップな構成になっていた。変拍子の多用は全ての曲に共通した部分だが、ギターリフでぐいぐい引っ張る(トゥールにしては)キャッチーな曲が主にセレクトされており、バンドの背後に投影された映像も(トゥールにしては)グロいものは含まれておらず、フェスにふさわしく(トゥールにしては)万人受けしそうな内容だった。
 
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Last updated: 2007/01/08