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リキッド 2 days 公演のチケットの売れ行きはそんなに悪くないようで、初日のこの日も平日でありながらまずまずのお客さんの入り。
● WOLF & CUB (19:30-20:10)
バンド名は日本の子連れ狼から取られた Wolf & Cub。まだ10代というバンドメンバーはみんな幼顔。特にツインドラムの2人は中学生と言われても不思議じゃない。
そしてこのバンドの売りはやはりそのツインドラムだ。とは言ってもテクニカルなプレイを期待させるものではなく、あまり例えばよくないけれども、GO TEAM のような、一見「ツインドラムの意味がねえんじゃね?」みたいな単調なリズムに徹っしている。右のドラマーが一生懸命にハイハットでリズムを叩き、左の彼が不器用そうにタムタムでオカズを刻む、みたいなのは、まるでドラム発表会でも見ているかのようだった。
しかし単調なビートに飽きかけた頃に微妙にシフトチェンジするリズムと相まって、ボビー・ギレスピー似なボーカルの声がサイケでストーナーな空気を助長してなかなかいい感じ。
決してギターリフを中心としたポップなバンドではないので、Wolfmother 目当てで来たみんなが楽しめたかどうかは微妙だけれど、なかなか面白いバンドだなぁ、と思った次第。
● WOLFMOTHER (20:30-21:50)
20分という短いセットチェンジの後、「うぉううぉう〜〜。ウルフマザー!」というローディーによる掛け声ののち、総じて黒っぽい服を着た3ピースのバンドメンバーが揃い、デビューアルバム同様「Dimension」で Wolfmother のショーがスタート。
クリーム色のリッケンバッカーをぶん回すベースのクリスは、なんか現在のストゥージズのメンバーでもあるマイク・ワットのような豪快なステージアクションを見せている。ボーカル&ギター=アンドリューの整ったアフロは健在で美しかったけど、「Tales」で高音の単音フレーズと低音の開放弦使用コードを行ったり来たりする彼の左手もなかなか綺麗だったな。
3曲目の「Apple Tree」が始まるとすぐにギターにトラブルが発生し、ギターテックとトラブルシューティングしている間に、残りのメンバーのみで曲が進行したが、とぎらせることなくどうにかこうにか曲の元の位置まで戻ってこられた。
フジロック06 では演奏しなかった iPod CM曲「Love Train」。(余談:ドラマーのマイルスに「iPod なんとか!」と何度か叫ばせてから曲に入ったような気がしたのは気のせい?) 「Woman」で爆発的な盛り上がりを見せたと思えば、「Mind's Eye」のハモンドオルガンがカラフルに会場を彩る。
個人的には余りにもベタな選曲に笑ってしまったが、フロアは大いに盛り上がったツェッペリンのカバー「Communication Breakdown」を含む4曲のアンコールを披露し、ファーストアルバムの全曲を完全網羅した約1時間20分のライヴは終わった。
しかしやっぱり、メジャーデビュー間もないとは思えないほど優等生的ですごくまとまったグループだな Wolfmother は・・・。ノミネートされているグラミーで、間違って受賞でもしちゃったらまた面白いことになりそうだけど。
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