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- August 1999 -
Shonen Knife presents Wonder World Vol.1
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World Wide Love + Slow Divers + etc.
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待ちに待ってほんとに待って、このクソ暑い中やっと手に入った! ロッキングオン誌やクロスビート誌にはそのアルバムレビューが載っていたものの、なかなか現物を手にすることができなかったこのCD・・・・・・・少年ナイフのイベントに出演したアマチュア・インディーズバンドのコンピアルバム「Wonder World Vol.I」である。 やっと買えたぞ! 渋谷のHMVで! 恐らく今ならほとんどのメジャーなレコードショップで手に入るはずなのでみなさん要チェックなのさ。
掲示板にちょくちょく顔をお出しになってくださっているPAYACOさんから2月か3月ごろにそのお知らせを受けて以来
密かにかなり期待していたこのアルバム。少年ナイフのメンバーの脱退などがあったり、なおかつエアコンなしのPAYACOさんは暑さでぶっ倒れたりしていたらしいので、一体どうなるかと思っていたのだけれど、このたび無事発売と相成って一安心。
なにせこのアルバムの目玉は、言うまでもなくそのPAYACOさん率いるWorld Wide Love(以下WWL)の曲が収録されていることである。 トータル11曲の中の8曲目だ。
忘れもしない去年の98年7月4日。 WWLは、少年ナイフの仙台ライヴの前座をおやりになったのだが、しかし自分は遅刻してそのWWLのライヴを晴れ姿を見られず、それは結局フジロックフェスティヴァルを差し置いて98年ダントツに
最大の事件として脳裏に焼き付くことになってしまったのでした。
そして、その大切な
ギグにおいても演奏された、というか彼女らのライヴでは必ず演奏されているらしい「アトミック・アンモナイト」がここでのアルバム収録曲だ。 彼女らのセカンドアルバムのファイナルトラックとしても有名なこの曲は、非常に起伏に富んでいるグルーヴィーロケンローなのだけれども、ここでのヴァージョンはそれよりもさらにグルーヴィっていて、低音ブイブイ、半音チョーキングタメタメで、PAYACOさんのギターは、やっぱ黒ギブソーーーンって感じなのである。 はっきり言ってオリジナルよりも数段かっこよくて、たんかよさんのドラムもすごく安定していて、むぎゅむぎゅってわし掴みな感じなのだ。 PAYACOさんのボーカルはやっぱこのアルバムを通してすごく異彩を放っていて、「こういうボーカルっていそうでいないよなあ。」って思いを新たにさせてくれました。 すばらしいっす。
でもすばらしいのはこのWWLの曲だけではなくて、他のバンドの楽曲もほんと素晴らしい。 まずなんと言っても東京、大阪といった都会のバンドがいないことが素晴らしい!!! 山形、大分、広島、福岡といった風にバンドの活動の拠点も実に様々だ。
そしてそんな優れたバンドの中で、同郷の福島在住のスーパーロックンロールバンド、スロウ・ダイヴァーズをやっぱり紹介しないわけにはいかないのだけれど、このバンドも上記WWLが前座で参加した少年ナイフ仙台公演にゲスト出演していた。 そしてなおかつこのバンドとWWLが同じステージに立ってくれたお陰で、自分自身も面白い方向に色々な人の繋がりができ始めたこともあって、このスロウ・ダイヴァーズとWWLは実に自分にとっても思い出深いバンドなのである。(・・・・当日スロウ・ダイヴァーズを観に来ていたエリコさん、その友人suzukiくん、そしてその周辺の仙台の方々などなど。 すべてはこの日のライヴから始まりました。)
クロスビート誌でも「ソニック・ユースのようなグルーヴを持った・・・」ということで絶賛されていたこのスロウ・ダイヴァーズだが、その評に恥じない堂々たるナンバー「Hey, Lee」。 ライヴを観たとき、「ダイナソーJR x ティーンエイジファンクラブ x ペイヴメント」と評したのもあながち間違いではなかったなあと思いながら、不思議なグルーヴについつい引き込まれてしまう。
他にも「はっきり言ってはずれなし!」のバンド&楽曲ばかりで、このアルバムに登場している各バンドのレベルの高さに本当に驚かされる。 やはり特に少年ナイフのメンバーがセレクトしただけあって、女性ボーカルバンドが感動的なまでに素晴らしいと思う。しっかりした日本語でなかなかルックスもキュートなRadiboaというバンドや、ダークな英詩で独特な世界を紡ぎ出すビターハッチ、もう大物の風格?みたいなザ・コケッシーズなど、ほんとに聴き所が多い楽曲が続いている。 はっきり言ってコンピ物としてなかなかレベルの高い作品だと思うし、言われなきゃアマチュアだのインディーズだの地方のバンドだの、わっかんないもんなあ。
というわけで、特にどのバンドも知らなくても絶対に買いなアルバムだと思う。 そしてこのコンピが「Wonder World Vol.1」ってことは、「Vol.2」があるってことなわけで、今度
そこに収録されるのは、あなたの曲かもしれない! なんちゃって。
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Send comments to: Katsuhiro Ishizaki.Last updated: 8/21/99
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