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ロックと Google Trends


唐突だが、Google Trends というグーグルのサービスをご存知の方も多いと思う。Google Trends とはその名の通り、グーグルで検索されたキーワードの数をグラフで表示するサービスである。

自分もたまたま仕事で触れる機会があったので、ロックなキーワードでちょっと遊んでみた。



● お約束の「フジロック」「サマーソニック」では?

やっぱどうしても最初に検索しちゃいますな、「フジロック」と「サマーソニック」。

まずは「フジロック」



そして「サマーソニック」



「フジロック」「サマーソニック」ともに:

・出演者の第一弾発表とともに検索数が急上昇する。
・フェスの開催時期に圧倒的なピークを迎える。
・その後、秋〜冬は誰も検索しない。

というサイクルを毎年繰り返しているのがわかる。

しかし、ともに検索数が年々減少傾向にある点が気になるような気にならないような。
ちなみに「サマーソニック」の略称である「サマソニ」を見てみると、年々検索数が増えている。



これは「サマソニ」という略称が徐々に広く浸透してきたことを示しているのだろうか。

それから、ひとつ面白いのは、「フジロック」で検索する人が一番多い都道府県は、人口のもっとも多い「東京」ではなく、開催地の「新潟」だということ。



なおかつ2位の地域は「富山」である。
やっぱり地元に近い人のほうがフジロックに関心があるのだろうか? 単純に近隣住民はフジロックの公式サイトすら知らないからなのか? 東京在住のフジロッカーズはいまさら「フジロック」というキーワードでは検索しないからか? 
・・・謎は深まるばかりである。


● アーティスト名ではどう?

個別アーティスト名ではどうだろうか。大御所の「レッチリ」「マドンナ」「ストーンズ」「レイジ」という検索キーワードを見てみる。



赤で囲んだ時期はそれぞれ、レイジ(・アゲインスト・ザ・マシーン)が2008年2月、(ローリング・)ストーンズが2006年3月、レッ(ド・ホット・)チリ(・ペッパーズ) 2007年5-6月、マドンナ2006年9月・・・と見てきてわかるように、ピークを迎えているのはすべて各アーティストの来日公演時である。その前のアルバム発表時にも山はあるのだけれど、来日公演が発表になってから公演当日までの数には遠く及ばない。レッチリの場合、延期になった2007年3月公演時にも小さなピークが来ている。

というわけで、アーティスト個別にみると、みんな来日公演に関する情報が一番気になるようだ。確かにアーティストの来日公演ほどピンポイントでインパクトのあるイベントもないから当然といや当然ともいえる。

ちなみにレッチリは2006年夏のフジロックにも出演しているが、そのときの山はさほどでもない。というわけでやはり「話題」という意味でアーティストに対してもっとも関心が高まるのは単独来日公演の時、といえるのかもしれない。

(・・・この時期にサーチエンジンにピンポイントで適切なオンライン広告を出せれば・・・などと下世話なことも考えてしまう。)


● 洋楽ロックは大丈夫なのか?!

最後に、「洋楽」「ロック」という2つの検索キーワードを見てみた。





見て明らかなように、ともに年々減少傾向にある。そもそも、いまどきの青少年が「洋楽」という言葉を知っているのかどうかもわからないが、「ロック」が減少傾向なのは若干由々しき事態である。関係者はこの結果を見て猛省願ってみてはいかが?(・・・だれが?)


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Send comments to: Katsuhiro Ishizaki

Last updated: 7/15/08