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■ マリナーズ vs レッドソックス戦
シアトル・タコマ国際空港に定刻よりも1時間ほど早く飛行機がランディングしてくれたお陰で、比較的余裕を持ってスタジアムに向かうことはできたんだけど、会場に到着してびっくりした。「Need a ticket」のプラカードを持って歩いている人達がたくさんいる。数日前チケットマスターで確認した時にはまだまだ前売り券はありそうな感じだったんだけど、まさか!? 恐る恐る当日券売り場に行ってみると、「チケットはそこにいる女性が1枚持っているだけでそれ以外はありません! ソールドアウト!」と言われてしまった。
さ、最悪だ・・・・。チケットがない・・・。「そこにいる女性」というのは
チケットを1枚余らせて困っていた人だったんだけど、自分に対する「ソールドアウト」という声を聞いていた人がすばやくその女性からチケットを譲り受けてしまった。これで希望の芽は絶たれたか・・・?! 今まで10回弱ぐらいメジャーリーグの試合を見てきたけど、当日券がまったくなかったことは一度もなく、なおかつ前売りもまだまだ出ていた雰囲気のあったこのマリナーズのゲームが、試合開始前に2時間前にはすでに完全にソールドアウトになってしまうとは予想だにしていなかった。
呆然としばらく立ち尽くしてしまったが、仕方がないので球場の周りを歩ってみることに。たまに出会う日本人を見ると「こいつらチケット持ってるんだな。マジむかつくー。」とか思ってしまったりしたが、ちょうど球場を半周したところで、もうひとつのチケット売り場を見つけた。ここでも「Need tickets」のボードを掲げている人達がいたが、人通りもかなり多いので、ひょっとしてチケット余らせている人いる???? と思っていたら早速、「2枚あるんだけどどう?」という人がいた。「1枚譲ってくれ。」と言ってみたが、1枚単位では売ってくれないということで断念。どうせなら2枚買っちゃえばよかったか???とか思ってしまったが後の祭りで次の機会を待つ。中にはそうやって買ったチケットを転売している人もいて、おいおいとか思ったりもしたけど、どうみても怪しいダフ屋みたいな人達もいて、ひょっとしてニセのチケットを掴まされるのではないかとハラハラしながら、20分ほど機会をうかがっていた。
すると、見た感じ少し歳のいった10人ちょっとぐらいの団体さんが横にいて、どうやら1枚チケットを余らせたとのこと。すばやくその人のもとに歩み寄って交渉開始。値段的にも自分のほしかった16ドルのチケットを持っているということで条件は最高。当然売値は定価。もう英語にならない英語で「くれくれくれ!」光線を発した結果、無事にチケットをゲット! そのチケットを持ってスタジアムのゲートをくぐった瞬間、狂喜のガッツポーズ!(←マジで。) 試合前からここまで興奮している日本人もきっと俺だけに違いない。
まずはビールを買って1人で祝杯を挙げながら、「ICHIRO COMBO」なる謎の寿司コンボを食ってみる。スタジアム内でもちょっと目立たないところにあるこの店はちょうどイチロー人気にあやかった日本料理専門の出店のような感じになっており、味噌汁やアサヒのスーパードライなんかも売りに出していた。
天気は最高で、後日この話をしたアメリカ人たちも「It was such a beautiful day!」という言葉を連発していたぐらい最高の日だった。・・・いや、最悪の日になりかけたといえばなりかけたし、さっきまで、「こんなくそ暑い日に、なんでチケットもねえんだ、ばかやろう。」と1人で呟いていたし・・・。 だけど、スタジアムのテラスから見下ろす太平洋、そしてシアトルのダウンタウンの高層ビル群の眺めは最高で、本当にチケットが取れてよかったというしかない。
残念ながら時間が時間だったのでマリナーズの練習が見られなかったことがちょっと残念だったけど、高いところから見下ろすスタジアムの風情もこれまた最高だった。当然のことながら観客席はすべて埋まっているし、芝生はものすごく綺麗だし、ビールもうまい。あー、野球好きでよかったよかったという感じである。
デーゲームの試合が始まった。先発のイチローは1番でライト。残念ながら今日のイチローはノーヒットでまったくいいところがなかったんだけど、チャンスの場面で起こった「イーチーロ! イーチーロ!」というイチローコールにはマジでビビった。他のどの打者の時もこんな大合唱は起こらなかったのに、イチローの時だけだよ、こんな(日本風な)応援が送られたのは・・・。ほんと、マリナーズで一番人気のある選手といってもいいんじゃないかな、イチローは。
ラッキーなことに、無失点記録を更新中の長谷川(シゲトシ)が、マリナーズ2点リードの9回に登板した。この時もイチローに負けないぐらいの声援が送られていて、長谷川の知名度もすごく上がってるんだなと思った。「ゴー! シーゲー!」という声もあちらこちらから聞こえてきていたが、この「シゲ」という言葉を聞くたびに「しげやん」を思い出していたのはきっと自分だけに違いない。
ちなみに音楽ネタでいくと、3回ぐらいのときにブラック・クロウズの「Hard To Handle」が場内に流れた時にはバンド名を大声で叫んでいた人がいた。他にスティービー・ワンダーの「Higher Ground」、ザ・フーの「Who Are You」なんかが流れていたが、シアトルだから流れるかな?と思っていたニルヴァーナやパール・ジャムやサウンドガーデンらのシアトル勢の曲は残念ながら流れなかった。(まぁあんまり野球場に似合うような歌詞でもないしな。)
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空港の売店

It's a beautiful day!

球場のテラスから海をのぞむ

お約束のビール&ホットドッグ

ICHIRO COMBOとICHIRO ROLL

これがICHIRO ROLL

そんなICHIRO @ 電光掲示板

そんなICHIRO @ BAT

そんな長谷川

マニアックな旧イチローユニ!

なぜかヨシノブ・・・
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